活動への想いasutaworks

わたしたちの子どもへの想いは足りているのでしょうか?

子どもの健やかな成長が何よりも大事。

子どもを守るのが大人の役目。

誰もがそう思いますよね。

しかし、「コロナ禍」の3年間、わたしたち大人は本当の意味で子どもを一番に考えてこれなかった、子どもへの想いが足りていなかったのではないでしょうか?

大人の時間とは比べ物にならないくらい濃密な子どもの時間。子どもたちは3年間、大切なものを奪われてきました。

そのような日々にしてしまった責任は誰でもない、わたしたち大人にあります。

一人でも多くの大人が、子どもたちの今をしっかりと見つめ、責任を自覚し、行動すべき時です。

子どもたちにとってこの3年間はどのようなものだったでしょうか?

子どもたちは、年に数回しかない、じいじ、ばあばと会う機会を失い、晴れの舞台を大好きなパパ、ママに見てもらうこともできませんでした。さまざまな体験の機会や友達との楽しい時間もなくなってしまいましたね。

  • 友達とお話をしながら食べてはいけません。(お話をしながら食べるのは悪い子です)
  • ほかの人とは距離をとらないといけません。(近くでお話をするのは悪い子です)
  • マスクを外してはいけません。(マスクをしていないのは悪い子です)

子どもたちは大人の発する空気を敏感に感じ取り、子ども社会の中でもお互いに制限しあい、悪い子にならないようにずっと我慢をしてきました。

修学旅行や遠足、運動会といった行事も中止、大きく縮小。出場できたにもかかわらず、欠場、辞退。人生のアルバムを彩るはずの大切なページを、子どもたちの意思や体調に関係なく奪われ続けました。そのすべてについて、あなたは子どもたちに「仕方がなかった」と言えますか?

「自分の顔を友達に見られるのが恥ずかしいから」とマスクが外せない子どもたち。

コミュニケーションへの不安から、学校へ行く楽しみを失った子どもたち。

多くの “当たり前にあるはずだった” 思い出を作れず、友達や先生の素顔をほとんど見ることなく卒業、卒園することになる子どもたち。

その記憶の中には、一緒になって馬鹿騒ぎをしたときの友達の笑顔、困っている子を助けて喜んでくれたとき、相手がごめんと謝ってくれたとき、先生のやさしいほほえみの表情さえもほとんどないのです。

わたしたちが子どもの頃の学校を思い出してください。このようなことはありえませんでした。

さらに、2020年から子どもの自殺が急増しているという事実があります。

子どもたちの居場所が奪われ続けた日々とのつながりを想像せずにはいられません。

  • 友達との関わりが薄れたことで、心が孤立してしまったのではないか?
  • 楽しみにしていた行事が次々となくなり、目的や気力を失ったのではないか?
  • 命を絶つ直前の寂しさはどれほどのものだったか?どれだけ助けてほしかったか?

自分の子やまわりにいる子どもたちはそんな思いはしていない、大丈夫だ、そう言い切れますか?

責任はわたしたち大人にあるのではないですか?

「政府や専門家が言っているから。文科省が、教育委員会が、学校が、先生が言っているから仕方がない」このような人が多いと思います。

しかし、そこに疑問を持たず、子どもたちから奪っているものの大きさを考えようともしない、考えても自分一人ではどうしようもないと声もあげず、責任をすべて誰かに押し付けようとするわたしたちにも、子どもたちに異常な日々を送らせてしまった原因があるのではないですか?

まわりの目が気になる、面倒を起こしたくない、仕事に家事、園や学校への対応で時間が足りない。しかし、そんな大人の都合で目をそらしていい問題では到底ありません。

子どもたちが黙食という孤食を強いられる一方、大人たちは外食をすれば大きなテーブルをみんなで囲んで楽しそうにしゃべっています。このギャップを子どもたちにきちんと説明できますか?わたしは子どもから「なんで?」と聞かれたときに、答えることができませんでした。マスクの強制や黙食に限らず、子どもたちが「なんで?」と思ったシーンはほかにも何度もあったはずです。

このような生活は子どもたちが選んだわけではありません。この3年間の子どもたちに対する責任は、ほかの誰でもない、何もしてこなかったわたしたち大人一人一人にあります。

今こそマスクを外しましょう!!

社会の事情や制約に縛られることなく、自由に、ありったけのエネルギーを発散する。これが子どもたちの本来の姿であり、そのような社会を作るのが大人の役割のはずです。

表情が見えない今の社会は子どもたちの成長にとって害悪でしかありません。

子どもたちのことを本気で想うなら1日も早くこのマスク社会を終わらせるべきです。

「屋外では原則不要」とされてから、かなりの日が経ちますが、いまだにほとんどの人がマスクをしています。「まわりに合わせているのが楽だから」、そんな理由でマスクをしている大人たち一人一人が社会の空気を停滞させ、子どもたちのかけがえのない日々を奪うことにつながっています。

わたしたちはこの危機的状況に1日でも早くアクションを起こさなければと考え、マスクを外しました。次は、子どもの幸せを真剣に考えるあなたがマスクを外してみませんか?国が「個人の判断」とする日や「5類」になる日を待っていては何も変わりません。

今このタイミングでマスクを外しましょう!

最初は外しやすい場面からで構いません。まずはあなたから。そして家族、仲間へ。

コロナ禍における異常な日々、とりわけマスクは日本人が抱える問題を浮き彫りにしました。

さまざまな事情や考え方はあれど、多くの親、大人がおかしいと思わなかったこと、おかしいと思っても何もできなかったことに強い危機感を覚えます。

マスクを外せば解決、ではありません。子どもたちの大切な日々を奪ってしまったわたしたちには、この先も出遭うであろう困難から子どもを守る責任があります。このままではいけません。

これからわたしたちに何ができるか、共に本気で考え、実行していきましょう。

『いちばん大切なのは子どもたち』

何よりも子どもたちの笑顔のために!(まずは)表情が見える社会を取り戻しましょう!!

2023.02.10

世の中の感染症対策、マスクについて、ワクチンについてなど、様々な考え方があることは承知しております。

ご質問、ご意見、ご要望、ご感想など、どんなことでもお待ちしております!!

これまでの活動our works

子ども笑顔プロジェクト

新型コロナウイルスの感染拡大により、マスクに黙食、会話の制限、楽しい行事の規模縮小や中止など、子どもたちにきゅうくつな思いをさせる日々が2年半も続いています。

そこで、わたしたちが子どもたちの笑顔を後押しするきっかけ作りができないかと考えました。子どもたちには2019年以前のように、はじける笑顔を互いに見せあって思いっきり遊んでもらいたい。そんな思いで今回交流の場を設けさせていただきました。

子ども笑顔プロジェクト
これまでの活動

わたしたちは、東日本大震災後に被災地を訪れ、そこから始まった現地の方々との交流をきっかけに、三島市民会館で最初のイベントを開催しました。続いて、防災・減災意識を高めるため、そして子どもたちに「命を守ること」について考えてもらうため、手作りで活動を続けてきました。

これまでの活動
東日本大震災写真展ギャラリー

宮城県名取市「閖上の記憶」様からご提供いただいた写真、アスタワークスのスタッフが現地を訪れて撮影した写真をご覧いただけます。

東日本大震災写真展ギャラリー
津波から命を守った小・中学校

あの日、ひとりの犠牲者も出さなかった小学校・中学校では何が起きていたのでしょうか。命を守るヒントが見えてきそうです。

津波から命を守った小・中学校
みんなで考える避難作戦

写真展を開催した小学校のみんなに「もし災害起こったら、どうやって自分や大切な人を守るか」を考えてもらいました。

みんなで考える避難作戦

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